~はや五年、されど五年~

まずは父から二代目日記を引き継ぎ今回「三代目日記」を書かせて頂くことに感謝します。

先日被災地の女川町に仕事で行ってきました。
震災から五年も経ったとはいえまだまだ復興には先が長そうです。
女川町では仮設住宅には期間があり期間が過ぎると他の仮設住宅に引っ越しをしなければならないそうです。土地を買って新しい家を作ろうとしても硬い岩盤が出てしまい工事も先延ばしになっているのが現実です。
ですが家や周りの環境が良くないとしても落ち込んでばかりいないのが人であり日本人であり東北人だと思います。
日本はこれまで大きなマイナスな出来事があるたびにそれをバネにしてその何倍もの成長を遂げてきました。今はまだ復興の途中かも知れませんが復興したらもっといい街になるでしょう。

女川町の人達に私も負けてられないなと感じた一日でした。

阿部 宏太郎